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合皮の剥離は「修正できない」と思っていませんか?
クリーニング工場で、よくある事故が合皮(ポリウレタン)の剥離の事故。
ポリウレタンが時間経過で剥離することは分かっているし、お客様にも説明をしていますが
洗浄で剥離するかしないかは、正直洗ってみないと分からないのが問題。
明らかに剥離している商品は、洗浄前に了解を取りますが、
問題なのは洗ってみないと分からない商品。
一応、お客様には、剥離する可能性があることを伝えていますが、実際に剥離すると
そのままお渡しするのは申し訳ない。ってことはないですか?
また、クリーニング工場のミスで剥離させることもよくありますね。
例えば…
「ワッペンなど付属品などに気づかず、パークなどで洗浄して剥離させてしまった!」
「間違ってタンプラー乾燥をしてしまって剥離させてしまった!」
「シミがあったので、シミ抜きしたら剥離させてしまった!」などなど
「合皮は修正できないので、弁償するしかしかたがない」
と思っていませんか?
でも、合皮の剥離の衣類も修正できるのです。
*写真は、シミ抜き剤で剥離した合皮
合皮の修正は、染料では修正できません。
修正には、顔料が必要です。
実は、合皮の修正とバッグなどの革の修正と基本的に同じです。
ですから革の修正ができれば、合皮の修正もできるということです。
このように革の修正ができると、衣類の修正の幅が広がるのです。
合皮の修正方法はこちら
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