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【単価アップのヒント】
店舗で言えば、売り上げを上げるには、接客力のある人が接客すれば、それが一番いいです。 しかし、はじめから素晴らしい接客ができる店員はまずいません。
みんな似たり寄ったりで、そこそこの接客しかできない人が多いです。
素晴らしい接客のできる人を選んでいるほど、人材は多くいません。
実際にぬきうちで店周りをすると、客足が途絶えたら、雑誌を読んでいたり、タバコをすっていたりとか・・・
それが現実です。 |
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そこそこの接客しかできない店員に「いい接客をしなさい」とか「会社の強みをPRしなさい」「自分の店は自分で守れ」とか言っても、普通はできないです。これは世の中の多くの企業が悩んでいることです。
「笑顔で接客しなさい」と指示をだせば、結果の出せる店員にできるでしょうか?
店舗研修をして、商品知識や接客マナーを勉強させれば、結果の出せる店員になっているでしょうか?
それだけで、そうなるのなら、あまり苦労はしません。
「売り上げの上がる仕組み」とは、そこそこの接客しかできない店員を、結果のだせる店員にする方法のモデルケースの一つだと思ってくれればいいです。
それでは、具体的に例をご紹介します。
マクドナルドで注文をすると必ず、「ポテトはいかかですか?」と聞かれました。
あのように声がけすると、全員がポテトを注文してくれる訳ではないですが、
ある一定の割合でポテトの受注があります。
そして客単価のUPとなり、売り上げが上がるのです。
例えば・・・・
お客さまが、ウール(カシミヤなど)の衣類をクリーニングに出したとします。
ポップを指差して・・・・・
店員に言わします。
こうすると、必ず一定の割合で、防虫加工の受注が取れます。基本はむつかしいテクニックはいりません。ただ声がけするだけです。
すると、お客様の反応は、次の3つになります
@ お願いします
A 結構です
B 悩む?? |
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@のお客さまには、受注ができました。
Aのお客さまは断っていますから、これ以上薦めることはしません。
断っている方にムリに薦めると、嫌がられてしまいます。
問題は、Bの悩むお客さまです。
このお客さまにはすかさず、「皆さん、そうされていますヨ」と言葉をそえます。
そうするとかなりの割合で受注することができます。
決して、押し売りする訳ではありません。紹介や案内するだけです。
季節により、一番簡単に受注しやすいものを選ぶことがポイントです。
「有料メニュー」の中から一番適切なものを選んでください。
結果として、やれば、一点単価が上がります。
結果が出ないのなら、それは、店員が声がけをしていないだけです。
それともよっぽど不適切な声がけをしているかのどちらかです。
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